2023.03.30

名聲布四海・「八海山」カップ酒

越後の秀峰「八海山」に登ったのは2000年8月でした(六日町八海山スキー場下から)。
山の魅力もさることながら、お酒としても「八海山」は好きなブランドの一つで、六日町や南魚沼に来たときは必ず蔵元や酒屋で八海山を手にしたものです。
「名聲布四海」(めいせいしかいにゆきわたる)と、世の吞兵衛達には既にその名声がとどろき渡っていた淡麗辛口の代表銘柄の一つで、40代頃に一番よく飲んだかもしれません。
ただカップ酒は初めてで、しかもこの瓶をフィルムで覆ったカップ酒(2010年から)というのもアルミ缶のカップ酒以外では初めてになります。


2023.03.28

大洋盛・金乃穂

山形に近い新潟最北部の城下町「村上」はお隣の関川村と合わせ大好きな地域の一つです。
村上城、瀬波温泉、軒先に吊り下げられたサケ、町屋の人形巡りと何度も訪れています。
もちろん2つある蔵元も訪ねておりますが、今回「新潟地酒カップ30本セット」にあったのは大洋酒造さんの「金乃穂」のカップ酒。燗酒コンテストでも評価の高いハイレベルな普通酒です。
大洋酒造さんの普通酒では「瑞兆の際には紫雲が現れる」から命名された紫雲会加盟特約店限定酒の「紫雲」にも唸らせられました。
2012年9月に訪れた大洋酒造さんの和水蔵(なごみぐら)
酒蔵も見学させていただきました。
 
村上の六斎市
 
瀬波温泉の「いこいの森児童公園」
 
海府ふれあい広場
 


2023.03.23

朝日山 百寿盃カップ

新潟には山の名前が付く銘酒がこの「朝日山」のほかに、「八海山」「麒麟山」「苗場山」などがありますが、この「朝日山」はどうやら山の名前というより、酒蔵である朝日酒造のある旧朝日村(現長岡市朝日)の地名から来ているようです。
たしかに小千谷には「朝日山」という北越微震戦争の舞台となった古戦場があるのですが、ちょっと朝日酒造さんの地からは縁が遠そうです。
この朝日酒造さん(創業1830年、天保元年)ですが二度ほど蔵元を訪ねました。
岩塚製菓さんにも近く、宝徳山稲荷大社を合わせて酒蔵の旅を楽しんだものです。
ちなみに朝日酒造さんのブランドでは「久保田」の方がなじみがあるかもしれませんが、「朝日山 百寿盃」も晩酌の定番商品としてはあなどれない銘酒になります。

2012年2月に朝日酒造さんを訪れた際の写真ですが、左下に車のアンテナが少し見えます。
ワンボックスカーのその天井から伸びたアンテナの高さを超える積雪量でした。

2023.03.15

酔星フラワーカップ

酔星(よいぼし)とは惚れ惚れする名前ですね。
新潟地酒カップ30本セットに五泉市の近藤酒造さん(創業慶応元年、1865年)のカップ酒もありました。
もう20年以上前になりますか。香港から帰国して香港の山仲間と残雪の大倉山~三五郎山~菅名岳と縦走したことがありました。
その時に下山して購入したお酒がその名も「菅名岳」、近藤酒造さんの逸品でした。
「寒九の水汲み」でも知られるように五泉市は名水の里でもあります。
銘酒の条件に恵まれた地です。
「酔星フラワーカップ」は毎年五泉市で開催されるチューリップまつりをあらわしたものですね。


2023.03.03

鯉に恋して

50代そこそこで事故死した親父は生前、庭を作り、池に鯉を飼うことが夢でした。
そんな親父を思い出す鯉といえば山古志や小千谷(おぢや)
共に棚田が美しく、「牛の角突き」と呼ばれる闘牛でも知られる山郷です。
その山古志と小千谷のニシキゴイを描いたカップ酒2つを今回も新潟地酒カップ30本セットから取り上げてみました。
2つとも既に当ブログで登場していますが、まずはお福酒造さん(長岡市横枕町)のオフクカップ
蔵元には2011年6月に山古志とともに訪問
もう一つが長者カップ(新潟県小千谷市)です。


2023.02.28

新潟地酒カップ30本セット

昨年は一度も新潟へいけませんでした。
そんなご無沙汰への虫の知らせかもしれません。
新潟と新潟の地酒を忘れちゃならんよと、新潟地酒カップ30本セットという驚愕の一箱が届きました。
旅先で飲んだ銘柄があったり、初めて見るカップ酒もあったり、「行って飲んで、飲んでいく」新潟を30本ですが(もちろん新潟の地酒は30種に留まらず酒蔵の数だけでも89あるとか)、まずは油揚げで知られる栃尾の「越乃景虎・なまざけ」。
栃尾と書きましたが旧栃尾市は市町村合併で2006年から長岡市に編入され
酒蔵の諸橋酒造さんの住所も長岡市北荷頃となっています。
2012年4月末に残雪の米山を登ったあと酒蔵を訪ねました(その時のブログ報告)