2023.05.21

タブレット純の算数問題ネタが論文に登場していました!

文化放送「大竹まこと ゴールデンラジオ!」で初めてタブレット純という芸人を知って以降、すっかり彼のファンになっていますが、先日、YouTubeをうろついていたら、すっかり感心させられたネタがありました。
子どもの教育とは?問題の読解力とは何か?について改めて考えさせられ、単なる漫才ネタとは思えない、深く考えさせられる機会を頂きました。そのネタとは⇒こちら
算数の文章題が苦手というタブレット純ですが、実は苦手というのはある一面的な見方に基づくもので、他人や物事を理解し考える考察洞察力に優れた感受性の持ち主と評価できるのではと思いました。
しかも、小生だけではなく、少なからずこのタブレット純の思考を評価するようなブログが見られ、なんと中には論文さえ発見!です。
「算数科における読解力について II-認知能力と非認知能力-」(北陸学院大学・北陸学院大学短期大学部研究紀要 第12号(2019年度)、姫野 俊幸)⇒こちら
ここの「12-02 himeno」のpdfです。
姫野先生は現在は岡山の学校法人中国学園「中国学園大学、中国短期大学」の教授で数学理論などを教えておられます。
弟子たちの教育にもタブレット純的思考を活かしていきたいと思います。難解意味不明のような算数の読解力問題をすらすら解ける子供たちよりも、一歩立ち止まり問題そのものを俯瞰できる多面的思考教育こそ、人材育成でなく人財育成になるのではと。