2023.03.24

満蒙開拓平和記念館で「一九四六」

個人的に義務としての旅の一つとして掲げていました「満蒙開拓記念館」(長野県阿智村)に伺ってきました。
しかも1月に東京で開催された時は失念してしまった「一九四六」展に合わせてです。
まず記念館間について驚いたのは「一九四六」展の影響でしょうか?駐車場がいっぱいで、記念館前にはテレビクルーも見られました(NHKの「信州 NEWS WEB」)。
館内には80代、90代の引き揚げ者をはじめ、高校生のボランティア(長野県松川高校ボランティア部)など沢山で賑わっていました。
大作「一九四六」を鑑賞し、会場に見えられていた王希奇さんとも握手をさせていただきました。
加藤登紀子は1月の東京北区での開催に続き阿智村での開催にも駆けつけていただいていますね。


2023.02.15

ETV特集「消えゆく“ニッポン”の記録〜民俗学者・神崎宣武〜」

ETV特集を見るためにNHKの受信料を払っているといっても過言ではない番組ですが、先日(2023年2月11日放送)の表題番組では、宮本常一に師事し司馬遼太郎とも交流のあった故郷・岡山県美星町の宇佐八幡神社宮司と民俗学者の二足の草鞋を履く(今風なら二刀流)神崎宣武さんでした。
吉備高原に含まれる矢掛町に友人がいることや岡山市内に息子が、津山にも山の先輩が住んでいることもあり、この番組でとりあげられた吉備高原一帯の民俗にはたいへん親しみを覚えるものがあります。
「吉備高原の神と人・村里の祭礼風土記」(神崎宣武、中公新書、1983年)や番組でも取り上げられている備中神楽は2015年11月に矢掛で鑑賞させていただきました。


2023.02.14

伊豆の長八美術館

左官の神様ともいわれた伊豆の長八のことを知ったのは2015年に吉祥寺、武蔵野市立吉祥寺美術館で開かれていた「生誕200年記念 伊豆の長八 ―幕末・明治の空前絶後の鏝絵師」がきっかっけでした。
以来、3、4度、松崎を通過しながらも、長八美術館には立ち寄れず、ないしは休館だったことでその機会を逸していましたが、この度ようやくとなりました。


2023.01.19

山ちゃん、炭坑(ヤマ)の記録画家を訪ねる

田川市石炭・歴史博物館へ山本作兵衛の作品に触れてきました。
もう十年以上前のNHK「日曜美術館」でしょうか?調べてみたら千住博さん& 森田美由紀さんが司会をしていた2011年9月の放送でした。
この時に見た作風の印象が強く、いつか田川へ行く機会があればとずーっと眠らせておいた願望でした。
宇佐神宮から大宰府に向かう途中で立ち寄り。
ユネスコの世界記憶遺産に 日本で初めて登録されたのが2011年5月。
炭鉱を退職し警備員をやりながら66歳から絵を描き始めたという山本作兵衛の生き方、思いのすべてが絵のタッチから伝わってきます。